インサイドセールスで活用できるインサイドセールスツールってどんなもの?|おすすめツール14選もご紹介します!

インサイドセールス
インサイドセールスで活用できるインサイドセールスツールってどんなもの?|おすすめツール14選もご紹介します!
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近年、働き方改革やコロナ禍の影響を反映して、インサイドセールス導入を検討する企業が急速に増えてきましたが、多くの企業ではインサイドセールスと同時にインサイドセールスツールも導入し、成果を上げるために活用しています。

そこでこの記事では、インサイドセールスの概要と、インサイドセールスをサポートするツールの特徴や課題についてご紹介していきます。
インサイドセールスツールについて詳しく知りたい方はぜひ最後までお読みください。


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目次

インサイドセールスとは

インサイドセールス(Inside Sales)とは、電話やメール、ウェビナー(Web上のセミナー)などを通じ、内勤で行われる非対面の営業活動です。
主にBtoBビジネスで用いられ、営業活動全体の効率化や生産性向上に有効とされています。

従来の営業活動では、マーケティング部門(部署)が発掘したリード(見込み客)をフィールドセールス部門(営業部門)が引き継ぎ、商談から成約にいたるというプロセスでした。
インサイドセールス部門は、このマーケティング部門とフィールドセールス部門を取り持つ形で機能します。

まずマーケティング部門で獲得したリードを、インサイドセールスが引き継いでヒアリングや志向の把握を行い、成約意欲が高まるまで育成します(リードナーチャリング)。
次にホットな状態のリードをフィールドセールス部門に引き渡すことで、営業担当者は成約確度の高いターゲットに集中してアプローチができ、効率的な売り上げ・業績アップが期待できるのです。

インサイドセールスツールとは

インサイドセールスは業務の効率化や生産性向上が見込める営業手法ですが、顧客情報や営業活動の進捗など、さまざまなデータの管理や一元化が難しいという一面もあります。
インサイドセールスツールとは、そうした管理も含め営業活動に必要なもろもろの業務をサポートするツールの総称で、AI(人工知能)やRPA(ソフトウェアロボットによる業務プロセス自動化)などのIT技術が活かされています。

上場大手企業から中小企業までDX(デジタル・トランスフォーメーション=デジタル化)が進むにつれ、インサイドセールスツールも普及しています。
インサイドセールスツールによって、これまでExcelやスプレッドシートで管理していたようなデータにさらに価値が生まれ、有効に活用できるようになるでしょう。


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インサイドセールスツールの種類

インサイドセールスツールには、主に次のような種類があります。

  • MA(Marketing Automation)ツール
  • SFA(Salesforce Automation)ツール
  • CRM(Customer Relationship Management)ツール
  • CTI(Computer Telephony Integration)ツール
  • ABM(Account Based Marketing)ツール
  • Web会議(商談)ツール
  • 名刺管理ツール

詳しく見ていきましょう。

MA(Marketing Automation)ツール

MAとは、Marketing Automationツール(マーケティングオートメーションツール)の略。
マーケティング活動(リード獲得やスコアリング・育成など)をサポートするツールです。

主な機能:顧客情報管理、リードトラッキング(追跡)、自動メール配信、キャンペーンの効果測定など
目的:マーケティング活動を自動化し、人的工数を減らすことで業務を効率化する。
メリット
・新規リードの開拓
・リードの詳しい特性・状況の把握
・マーケティング業務の生産性向上

SFASalesforce Automation)ツール

SFAとは、Salesforce Automationツール(セールスフォースオートメーションツール)の略。
いわゆる営業支援システムです。

主な機能:案件管理、顧客管理、日報・行動管理、予実管理、メール連携、基幹システムやMAツールとの連携、ダッシュボード機能など
目的:案件ごとの進捗や顧客情報の管理・分析など、営業活動に関わる業務を効率化する。
メリット
・営業活動全体を可視化
・顧客データの分析・一元管理
・営業活動の効率化・標準化

CRM(Customer Relationship Management)ツール

CRMとはCustomer Relationship Managementツール(カスタマーリレーションシップマネジメントツール)の略。
いわゆる顧客マネジメントシステムです。

主な機能:顧客情報管理、顧客ごとのプロモーション、クレームや問い合わせサポートなど
目的:顧客の志向や購買履歴等を一元管理することで、それぞれに合う商品・サービスを提供するなど顧客との良好な関係を構築する。
メリット
・データを活かしたリードナーチャリング
・ベストタイミングでの最適なアプローチ
・カスタマーサクセスの実現

CTI(Computer Telephony Integration)ツール

CTIとはComputer Telephony Integration(コンピューターテクノロジーインテグレーションツール)の略。
コンピューターと電話を統合するシステムです。

主な機能:ポップアップ機能(電話番号を元に顧客情報を画面上に表示)、通話自動録音、自動文字起こし、IVR(自動音声応答)、SFA/CRM連携、チャットボット機能連携など
目的:電話応対業務を効率化する。インターネットと連携し、顧客データやコミュニケーション履歴などからビジネスチャンスにつなげる。
メリット
・電話業務の効率化
・顧客満足度の向上(待ち時間短縮、オペレーターの迅速な対応など)
・マーケティング・営業活動への活用

ABM(Account Based Marketing)ツール

ABMとはAccount Based Marketingツール(アカウントベースドマーケティングツール)の略。
優良ターゲット決め打ち型のシステムです。

主な機能:ターゲット企業リストの作成、SFA/CRMツールとの連携など
目的:収益性の高い顧客(ターゲット・アカウント)に絞ってアプローチし、そのターゲットからの売り上げを最大化する。
メリット
・ターゲティング精度向上
・機会損失の減少
・部門連携をスムーズ化

Web商談ツール

Web商談ツールは、オンライン・リモートで商談やセミナーなどを行うためのツールです。

主な機能:オンライン商談と記録、レポート機能、資料・ファイル共有機能、チャット機能など
目的:非対面での商談で、チャンスロスを減らし商圏を拡大する。
メリット
・営業効率の向上
・訪問のための交通費・人件費などのコスト削減
・スピーディーな対応

名刺管理ツール

名刺管理ツールは、スキャンした顧客の名刺情報をデータベース化し、営業活動に活かすためのツールです。

主な機能:名刺情報の収集・蓄積・管理、外部サービス連携、チャット機能など
目的:名刺情報をデータ化・共有し、管理・分析することで営業活動の生産性を上げる。
メリット
・名刺管理の手間を削減
・リードジェネレーション(獲得)
・社内での正確な情報共有と連携


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インサイドセールスツール14選をご紹介

ここからはおすすめのインサイドセールスツール14選をご紹介します。

評判や口コミも大事ですが、自社と相性の良いツールを選定するためには、公式HPなどで個別の機能・サービスの詳細についてしっかりとチェックすることをおすすめします。(費用はプランによって変わるケースが多いため、気になるツールについては提供元に問い合わせるか、見積もり依頼をしましょう。)

Account Engagement(アカウントエンゲージメント)

インサイドセールスツール|Account Engagement(アカウントエンゲージメント)

出展:www.salesforce.com

Account Engagement(アカウントエンゲージメント=旧pardot)は、セールスフォース・ジャパンが提供するMAツール。
「売上の創出」に向け、リードの獲得から育成、成約までを ワンストップで管理。
事前準備から効果測定まで活用7ステップで取り組みます。
同じくセールスフォースのSFAツールである「Sales Cloud」との連携で、リードの状況を把握し、商談機会の創出などに活かすことができます。

bellface(ベルフェイス)

インサイドセールスツール|bellface(ベルフェイス)

出展:https://bell-face.com

bellface(ベルフェイス)は、電話回線を使用するBtoBビジネス特化型のSFAツール。
営業相手のITリテラシーに関わらず商談をスタートできるのが強みです。
CRM連携機能により商談の記録から顧客情報まで一元管理が可能。
営業進捗の状況を数値で管理・把握することを容易にします。
そのほかトークスクリプト機能や資料共有機能など電話コミュニケーションを進化させる機能も充実しています。

Marketo Engage(マルケト エンゲージ)

インサイドセールスツール|Marketo Engage(マルケト エンゲージ)

出展:https://marketo.com/

Marketo Engage(マルケトエンゲージ)は、Adobe(アドビ)が提供するMAツール。
複数のチャネルをまたいで会話が可能なクロスチャネルマーケティングを実現します。
行動データやAIのパワーを活用し、パーソナライズされたコンテンツの提供が可能。
さらにリードの検討フェーズに対応した最適なタイミングで配信します。高度なジャーニー分析で、どのようなマーケティングが効果があったかを把握し、以後の営業活動に活かすことができます。

Senses(センシーズ)

インサイドセールスツール|Senses(センシーズ)

出展:https://product-senses.mazrica.com

Senses(センシーズ)は、現場ファーストのSFA/MAツール。
AIが営業案件の状況・リスク分析をし、類似案件があれば直接アドバイスをしてくれます。
またコロナ禍などでのリモートワークも支援。
案件ボードを使い、各担当者のタスク進捗状況を直感的に共有できます。
OCR機能の活用で、名刺のスキャンや議事録の自動文字起こしができ、現場の業務効率化に役立ちます。

BALES CLOUD(ベイルズクラウド)

インサイドセールスツール|BALES CLOUD(ベイルズクラウド)

出展:https://bales.smartcamp.co.jp/bales-cloud

BALES CLOUD(ベイルズクラウド)は、さまざまな営業活動の課題を解決する営業DXツールです。
ワンクリック電話発信・メール予約配信などリードごとに効果的なアプローチでタッチポイントを増やします。
AIによる自動文面生成で効率もアップ。
リードの属性・活動データを分析。ダッシュボード機能で可視化することで、マーケティングや営業による生産性を向上させます。

MiiTel(ミーテル)

インサイドセールスツール|MiiTel(ミーテル)

出展:https://miitel.com/jp/

MiiTel(ミーテル)は、営業用途とコールセンター用途で活用できます。
過去データを分析して通電しやすい時間帯や曜日が把握できるため、通電率を高めることが可能。
文字起こし機能で情報の管理やシェアも容易になるため、架電数も増やせます。
ひとりひとりの発信数や案件化数の可視化で営業活動のブラックボックス化を防止。
SFA/CRMツールと連携することで、さらに情報共有が効率的になります。

List Finder(リストファインダー)

インサイドセールスツール|List Finder(リストファインダー)

出典:https://promote.list-finder.jp/

List Finder(リストファインダー)は、気軽に始めやすいシンプルな操作性のMAツール。
ITツールが苦手でも直感的に操作方法がわかります。導入後の半年は専任コンサルタントがオンボーディングをサポート。
クライアント企業ごとのゴールを目指し、定例ミーティングなどで伴走します。
業種や企業・地域・リード単位でのアクセス解析が可能。
さらにスコアリング機能で、埋もれがちな隠れリードをあぶり出し、アプローチにつなげます。

CAMCARD BUSINESS(キャムカードビジネス)

インサイドセールスツール|CAMCARD BUSINESS(キャムカードビジネス)

出展:https://www.camcard.jp/business/

CAMCARD BUSINESS(キャムカードビジネス)は最短5秒で名刺のデータ化が可能。
クラウド名刺管理サービスです。オンラインでの名刺交換を可能にし、名刺情報をセキュアかつスピーディに社内でシェアすることができます。
営業活動の状況やタスクを名刺にリンクさせるなど簡易的なSFA機能も有します。
またSalesforce・DynamicsCRM・SugarCRM・Google Contactなどの外部サービスと連携することで、名刺情報を容易に入力できます。

SATORI(サトリ)

インサイドセールスツール|SATORI(サトリ)

出展:https://satori.marketing

SATORI(サトリ)は、国産のMAツールです。
顧客獲得に強く、マーケティングなどで獲得したリードはもちろん、問い合わせ前の匿名リードにも接点を創出して働きかけることを可能にします。
リードがWebサイト内でどのように行動しているのかを把握することで検討フェーズを測り、アプローチのベストタイミングを知らせます。
シンプルな操作性と手厚いサポート体制も強みです。

Dialpad(ダイアルパッド)

インサイドセールスツール|Dialpad(ダイアルパッド)

出展:https://www.dialpad.com/ai-sales/

Dialpad(ダイアルパッド)は、ライブAIコーチング、リアルタイムアシスト、感情分析などAIをフル活用して営業チームを強化。
AIアシスタントが顧客情報を把握し、アプローチのアドバイスや、反対意見への対応などを提供します。
通話内容やメモは自動的にCRMに記録され、チームの工数が減り生産性が向上。
ワークスペースでは、リードとの会話・チームコールやミーティングなどの間を隔たりなく行き来できます。

GeAIne(ジーン)

インサイドセールスツール|GeAIne(ジーン)

出展:https://the.geaine2.jp/

GeAIne(ジーン)はBtoBビジネスに特化した新規開拓営業支援ツールです。
新規開拓での問い合わせフォームや企業メールを自動化。
約60万社という幅広い業種の企業リストから、150種類以上の項目の営業リストを取得することが可能です。
また受注リストをAIが解析し、今アプローチをかけるべきターゲットを抽出するため、商談成立の確度が高まります。

Liny(リニ―)

インサイドセールスツール|Liny(リニ―)

参照:https://line-sm.com/

Liny(リニ―)は、LINE公式アカウントの配信・運用・管理をサポートするMA/CRMツール。
顧客とのやりとりから、興味・関心の属性を自動で集め、管理してくれます。
収集した顧客情報から、ひとりひとりにマッチした情報のみを届けられるため、反応率アップや売上の増加を実現し、マネジメントの負担軽減にもつながるでしょう。
クライアントからの意見を積極的に活かし、常に機能が進化している点も人気の理由です。

GENIEE MA(ジーニーエムエー)(旧:MAJIN)

GENIEE MA(ジーニーエムエー)(旧:MAJIN)

出展:https://ma-jin.jp/

GENIEE MA(ジーニーエムエー=旧:MAJIN)は、直感的に操作・運用がしやすい 
国内製MAツール。
複雑な機能のツールも増えている中、GENIEE MAは使いやすいインターフェイスで導入から定着までがスムーズです。
サイト訪問やメールの開封状況などからリードを発掘します。製品情報のクリックなどWeb利用情報も営業担当者に通知されるため、営業活動への着手がスムーズに行えます。
広告配信から顧客情報までデータを一元管理してスピーディに分析し、分析結果から有効な営業戦略を設計できます。

eセールスマネージャーRemix Cloud

eセールスマネージャーRemix Cloud

出展:https://www.e-sales.jp/products/remix/features/

eセールスマネージャーRemix Cloudは、導入から運用までの徹底したサポート体制が特徴のCRM/SFAツールです。
コロナ禍によって到来したニューノーマル時代において、リモートワーク(テレワーク)でも生産性を上げる機能群を搭載しています。
特にマネジメント層にとって重要な売上予測や見込み案件も、ダッシュボードで直感的に把握できます。
「営業活動の見える化」で各営業担当と顧客の状況もすぐに理解が可能。
またZoom連携機能や名刺管理機能で、リモートワーク下でも営業活動の負担を軽減します。

Knowledge suite (ナレッジ・スイート)

Knowledge suite (ナレッジ・スイート)

出展:https://ksj.co.jp

Knowledge suite (ナレッジ・スイート)は「攻めのテレワーク×営業支援ツール」をキャッチコピーとする純国産クラウド型ビジネスアプリケーション。
名刺交換はオンラインで可能。名刺情報はSFA/CRMに顧客データとして保存します。
いつでもどこでも顧客情報や営業報告は3ステップで入力が可能。在宅ワークなどの遠隔地での業務も、顧客データベースへのアクセスや社員同士のやりとりなどがスムーズに行えるため、生産性が落ちることがありません。


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インサイドセールスツールを選ぶ際のポイント4点

機能面・コスト面・UI面・サポート体制からインサイドセールスツールを選ぶビジネスマン

以上のようにインサイドセールスツールにはさまざまな種類がありますが、導入するツールを選定する際は、次の4つのポイントをチェックしましょう。

  • 機能
  • コスト
  • UI(操作性・見た目)
  • サポート体制

ひとつずつ見ていきます。

機能

同じ種類のツールでも機能は少しずつ違います。
多機能だから良いというわけではなく、実際に役に立つ機能が過不足なく搭載されているかを確認しましょう。
そのためには、まず自社の体制に必要な機能をリストアップしてからツールを選定するとよいでしょう。

コスト

初期費用や年会費、月額費用、オプション費用など、ツールによって費用設定が違います。
いくつか気になるツールがあれば、導入した場合にそれぞれ総額でどのくらいのコストが必要か算出し、比較してみましょう。
気になる数社に見積もりを依頼することも、導入を失敗しないためには大事なポイントです。
もちろんコストパフォーマンスは重要なので、安さだけで選ぶのはおすすめできません。

UI(操作性・見た目)

複数の部門で様々な人がアクセスしやすいようにするためには、操作性や見た目が優れたものがおすすめです。
ITリテラシーの程度に関係なく、メンバーが直感的に容易に操作できるようなツールだと定着しやすくなります。
なかにはプログラミングに近い知識がいるようなツールもあるので、使いこなせるかどうか事前にチェックしましょう。
また国産ツールの方が日本人には使いやすいという意見もありますが、最近はほとんどの人が海外のSaaSなどにも慣れ親しんでいるので、先入観抜きに比べてみるとよいでしょう。

サポート体制

導入したあとも、手厚いサポート体制があるツールだと安心です。
システムの操作やより良い活用方法などについて、希望すればミーティングを行ってくれるのか、またトラブルにはスピーディーに対応してくれるのか、なども確認しましょう。

以上インサイドセールスツール選定のポイントを挙げました。

それ以外にもデータの互換性やタスク処理のスピード、BtoB向けかBtoC向けかなど、自社で導入するにあたって気になる点はあらかじめリストアップして比較しましょう。
無料のトライアルプランを利用できるツールもあるので、有料の導入前にまずは自社との相性を試してみるとよいでしょう。

インサイドセールスツール導入の総合的メリットとは

つづいてインサイドセールスツールを導入することで得られる総合的なメリットを確認しておきましょう。
インサイドセールスツール導入の総合的なメリットは次の5点です。

  • 人的工数の削減
  • 営業活動
  • 全体の効率化
  • 生産性向上
  • 属人化の解消

ひとつずつ見ていきましょう。

人的工数の削減

インサイドセールスを成功させるためには、リードや顧客の基本情報や購買履歴などの管理・分析、検討フェーズや志向に応じたアプローチなどが必須ですが、すべてを人間がやろうとすると膨大な手間と時間がかかります。
インサイドセールスツールを活用することで、人的工数が劇的に削減でき、人手では起こりがちなミスも減らせます。

営業活動全体の効率化

インサイドセールスツールによって人的工数が減り、顧客情報から確度の高いリードに最適なアプローチが行えるなど、少ないアクションで最大の成果を目指せるようになります。

属人化の解消

これまで営業パーソンなど個人が有していた顧客情報や、ブラックボックス化していた営業プロセスなどがデータとして共有・ナレッジシェア(Knowledge=知識)されることになり、皆がアクセスできることで属人化が解消されます。
属人化がなくなることで、顧客に対し会社全体で建設的なアプローチができるようになります。


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インサイドセールスでツールを活用する際の注意点

インサイドセールスツール導入に当たって部門間で連携を取るビジネスマン

インサイドセールスツールを活用するには注意点もいくつかあります。
主な注意点は次の4点です。

  • 施策・仕組みを整える
  • 部門間で連携をとる
  • 適切なKPIを設定する
  • 適切な人材を充てる

詳しく説明していきます。

施策・仕組みを整える

最初に営業活動の施策や仕組み=シナリオを整えてから、営業プロセスのどこでどのようにツールを活用するかを考えましょう。
「インサイドセールスツールありき」でスタートしてしまうと、ツール使用が目的となってしまい、営業効率や生産性向上という本来の目標を見失ってしまいます。

部門間で連携をとる

せっかくインサイドセールスツールを導入しても、特定の部門のみが利用しているようでは、宝の持ち腐れです。
顧客情報などのデータベースは複数のセグメント(部門や役職)で共有、活用してこそ意味があります。
ツールを介して部門間連携の強化にもつなげましょう。
また他部門からの視点が入ることによって改善点などが見つかり、さらなる営業効率の向上が期待できます。

適切なKPIを設定する

インサイドセールスツールを利用するのであれば、適切なKPIを設定しましょう。
ツールのデータ管理により、これまでブラックボックス化していたさまざまな情報が可視化されます。
商談率・商談金額・受注率など複数の切り口の中から、公正な評価に繋がるようなデータを選定するとよいでしょう。

適切な人材を充てる

インサイドセールスは、リードナーチャリングという繊細かつ高度なスキルを要する営業手法です。
営業マネージャーも含め、人選にあたっては本来の役割に対する適性を重要視しましょう。
またツールに振り回されるのではなく、コラボレーションすることで成果を最大化できるような人材も欠くことができません。

インサイドセールスツールは万能?

ここまでインサイドセールスツールについて解説してきました。
インサイドセールスツールは、インサイドセールス部門を含めた営業プロセス全体の効率化を力強くサポートしてくれます。

ただしツールを使うのはあくまで人間です。
ツールが使いこなせず、現場が混乱するようなデメリットを引き出してしまうことのないように注意が必要です。
ツールは、もともとの組織力や仕組み・個人のスキルなどが充実してこそ活かすことができるもので、決して「インサイドセールス=万能」ではないと心得た方がよいでしょう。


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facingはインサイドセールス代行で企業の成長にコミット

インサイドセールスを成功させるには、インサイドセールス代行会社に外注するという方法もあります。

facingでは、マーケティング部門が獲得したリードに対し、リードナーチャリングなどを行うインサイドセールスのプロセスをお引き受けしています。
ご希望により、インサイドセールスに加え、一次商談から見積対応、クロージング、その後のアップセル・クロスセルやカスタマーサポートまでを一連の「カスタマーセールス」として一括して代行することも可能です。

成功事例に基づくトークスクリプト作成・編集やアポイント獲得・商談機会の創出などのノウハウも豊富です。
facingでは、専門知識を有する人材チームを用意し、企業ごとの現在の状況やニーズに合った柔軟で最適なサービスをカスタマイズして提供いたします。

facingは、「カスタマーセールス」を通じてお客様の売り上げと利益に貢献し、ビジネスのグロース(growth=成長)に積極的に関わります。

まずはお気軽にお問い合わせください。
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